第4回湘南邸宅文化ネットワーク協議会
総会・シンポジウムIN大磯 報告 


日時:平成18年1月21日(土)
開催地:大磯町








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プログラム
◇シンポジウム「湘南の邸宅は不良資産か宝物か?」
◆時間  14時30分〜17時15分
◆場所  「海の見えるホール」 聖ステパノ学園講堂

14:00  開場
14:30  開会
      開会挨拶  協議会会長 旧モーガン邸を守る会会長 徳重淳子
      開催地挨拶 大磯町長  三澤龍夫
      協力者挨拶 聖ステパノ学園 理事長 小川正夫
14:45  基調報告「旧モーガン邸の取得と旧三井守之助邸の解体と再建に向けて」
      報告者:桑山直子・佐藤里紗・米山淳一・松本高広・武田久美子
15:30  休憩
15:40  公開質問会「邸宅の保存手法Q&A」
      コーディネーター:内藤英治
      コメンテーター:後藤治・菅孝能 ・齊藤英典・松本高広
17:05  講評
17:10  閉会挨拶  「大磯遺産」保存会会長 井上浩吉
17:15  終了

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■公開質問会「邸宅の保存手法Q&A」コーディネーター・パネリストご紹介■

◆内藤英治(パサージュ都市研究所代表取締役/NPO法人小田原まちづくり応援団常務理事)
小田原駅舎保存、小田原宿なりわい交流館リ活用計画、小田原街かど博物館アドバイザー(現在17館目を整備中)など小田原を中心にまちづくり活動を展開。社会構造、都市構造の激変期の今を@歴史的建造物の保存」から「歴史的保存を背景とした経済的再生」への移行期と捉え、社会的経済メリットに支えられた新しい歴史的建造物の保存手法を提唱中。
◆後藤治(工学院大学教授)
工学博士。1986年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了後、文化庁へ。88年文化財保護部建造物課文部技官、957月からは文化財調査官(調査部門)として活躍。99年より現職。歴史的建造物(町並み)の保存・活用に力を注ぐ。「四国の住まい」(INAX出版)「図説・日本建築年表」(彰国社、共著)、「日本の建築空間」(新建築社、共著)など多数。

◆菅孝能(且R手総合計画研究所代表取締役/邸園文化調査団会長)
1965年東京大学建築学科卒業後設計事務所を経て、83年且R手総合計画研究所を設立。公共空間・都市デザインなど作品多数。横浜市山手西洋館や鎌倉市御成小学校などの歴史的建造物の保存活用計画にも携わる。
◆齊藤英典(アース・デザイン代表/+R)
再開発プランナー。1990日本大学理工学部建築学科卒業後、建築設計・市街地再開発に関わる仕事に携わり20002月より現職。不動産コンサルティングや空き家の再生など、全国の市街地再開発事業に多数関わるほか、まちづくり協定策定や不動産有効活用事業や相続対策の提唱、全国各地でまちづくり講演・住民活動支援を行う。
◆松本高広((有)松本社寺建設代表取締役・宮大工)
岡山県の中学を卒業後、地元の大工に弟子入りしてわずか2年で棟梁に。20歳になり、宮大工の道を目指し35歳で独立を果たした。現在も自ら現場に立ちながら、2000年に発足した「日本伝統建築技術保存会」の役員として匠の技の伝承に尽くすとともに、書道やお茶の手習いなど意欲旺盛に自己研鑽に励んでいる。


◇オプショナルプログラム「ポスターセッション・情報交換会」
◆時間  18時〜20時30分
◆場所  滄浪閣バンケットホール
◆スケジュール

18:00  情報交換会・ポスターセッション
20:30  終了

◇オプショナルツアー
◆時間  10時〜11時30分
◆場所  大磯町(JR大磯駅集合)
◆スケジュール

10:00  大磯駅集合
11:30  汐彩のお宿「大内館」〜昼食

全体のフォトレポートはこちらから。